広告媒体への接触態度の違い
テレビなどの電波と
新聞・雑誌広告などの印刷媒体とでは、
広告への接触態度が異なる
・ス・ス前者は受動的で偶然の接触、
後者は意図的・選択的に接触される)。
インターネット広告の場合は
両者の特性が絡み合っており、
バナー広告の場合は受動的・偶然的に閲覧され、
それをクリックして表示される企業HPやキャンペーンHPの場合は
意図的・選択的に閲覧される。
また、同じマスメディアでも
一般向けか、趣味性・専門性の高い媒体かで
接触態度は異なる。
受動的に見られる広告媒体では
インパクトやイメージ中心の情報提供が効果的だが、
意図的に見られる広告媒体では
ある程度関心を抱いて見られるため、
より詳細な情報提供が可能。
広告キャンペーンを実施する際は
このような媒体ごとの質的特性
・ス・スどの層にどのように情報が伝わり、どんな効果を見込めるか)と
量的特性(どの層に何回到達できるか等)を組み合わせ、
限られた予算で
より広く深く広告情報を伝えるための戦略を
設計することが必要である。
下記は、以上のようなメディア特性を踏まえた戦略設計の一例。
●マスメディア中心の広告展開
全国へ新商品を発売する場合のように、
短期間でブランド知名率を広範囲へ一気に上げる場合に有効。
・ス・ス例)
テレビ
(新発売告知で期待感を上げる)
↓
新聞
(新商品の詳細情報を伝える)
↓
テレビ
(周知徹底を図る)
●マスメディアと店頭販促広告の組み合わせ
低価格商品を発売する場合のように、
まず試し買いを促進し
その後のリピートを重ねさせたい場合に有効。
●一般メディアと限定的メディアの組み合わせ
専門性の高い商品販促の場合に有効。
・ス・ス例)
DM・専門誌
(特定ターゲットに直接接触)
↓
テレビ・一般紙等のマスメディア、ネットバナー
(世評感・話題性・信頼感を演出)
↓
専門誌
(より興味を抱かせて情報に接触させる)
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