2008年4月29日

【広告】 vol.218 広告媒体の量的効果

広告媒体の量的効果

どのような媒体に、どんな頻度で、
  どんなサイズの広告を、どのエリアに、どんなタイミングで
  出稿するか、
  という広告スケジュールを立てるにあたって、
  以下の2つの視点で検討することが重要である。

  ?質的側面
   媒体の種類の選択
   (広告目標で重点を置いている
    心理的指標を達成するために適した媒体)

  ?量的側面
   広告の到達範囲・到達回数・到達タイミング
   (広告目標を達成するために必要な量)

?の量的側面を検討する際にキーワードとなるのが
 広告到達範囲(R=リーチ)
 広告到達回数(F=フリークエンシー)
 到達総量(GRP=グロスレーティングポイント)
である。

なお、3つの関係は 
 GRP=R×F
で表される。

一定のGRPの中でのRとFのバランスには
目的によって様々なバリエーションが考えられる。

知名率の拡大といった
目標とする心理的目標が容易な場合は
到達範囲を最大化する戦略が適しており、
ブランドスイッチや態度の変容といった
心理的変容が難しい場合は、
ある程度の到達回数が必要となる。

●前者の例
…複数の新聞・雑誌に雑報を年間掲載
 TVスポットの大量・全国出稿

●後者の例
…ターゲットを限定できる媒体の固定枠に継続出稿






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