有効到達回数
認知・購買意図などの心理的反応を起こすには
3回広告に接触させれば充分という説がある(Krugman,1972)
1回目の接触「これは何だろう?」
2回目の接触「何の・どこの広告だろう?」
(自分との関係性を考えさせる)
3回目の接触「この広告、見たことがあるな」
(想起させる)
4回目以降の接触は、3回目と同じ反応しか起こさない。
この通りであるとすれば
4回以上の到達は無駄だということになるが、
実際は、媒体の特性やロイヤリティの高低、
目標効果の差・・・などによって
最低有効到達回数は変化する。
以下が、有効到達回数に影響する要因である。
●媒体への関心度
ターゲットにとって関心度の低い媒体である場合は
広告への注目率が低くなる
●ロイヤリティの高低/認知の差
ブランド・ロイヤリティが低いターゲット層
・ス・スまたは新規参入ブランドで、認知度が低いブランドの場合)
には、
ロイヤリティが高い層
・ス・スまたは認知度の高いブランドの場合)よりも
最低有効到達回数が多く必要。
また高齢層には、若年層よりも
最低有効到達回数が多く必要。
●競合広告の状況
競合の広告出稿が活発ならば、
それ以上の展開が必要。(最低有効到達回数は高くなる)
●過去の出稿経験
過去に出稿の実績があれば、
新しい広告キャンペーンの最低有効到達回数は低くなる。
●口コミ広告表現やブランド特性にユニークさ・話題性があれば
多くの口コミが期待できるので、
最低有効到達回数は低くなる。
●広告単位
広告単位が大きければ、
小さいものに比べて、最少広告到達回数は少なくてよい。
●市場シェア
ブランドの市場シェアが高ければ、
低いブランドよりも最低有効到達回数は低くなる。
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