ブランド戦略 (ブランドの要素)
かつては製品戦略の一領域として扱われてきた
ブランド戦略だが
ブランドエクイティの考え方が確立されたことにより
マーケティング戦略の柱として
重要な位置を占めるようになっている。
今回から数回に分けて
ブランド戦略を構成する要素を体系的に整理しながら
その全体像を見ていく。
ブランド要素とは
名前・シンボル・キャラクター・パッケージ・ステートメントなど
を指すが、これらの要素が
広告やプロモーションなどのマーケティング活動によって
ターゲットの頭の中にブランド知識(=ブランド認知・ブランド連想)
が形成される。
優れたブランド名は、企業・製品の成功に大きく貢献するが
ブランド名として望ましい要素は次の通りである。
a) 企業や製品の“シーズ”や“品質”を示唆するものであること
b) 発音しやすく、すぐに識別でき、覚えやすいこと
c) 目立つ名称であること
d) 外国語に訳しやすいこと
e) 商標登録や法的保護が可能なこと
参考 東英弥/著「統合型ブランドコミュニケーション」(早稲田大学出版)
伝創社 マーケティングチーム
0 件のコメント:
コメントを投稿