広告表現の規制 (医薬品業界)
医薬品の広告は嗜好品と異なり、
いたずらに商品名を連呼したり
興味を喚起して大量販売を行うものではなく、
公共性が要求され、情報提供的色彩が重視される。
医薬品は、広告表現だけでなく媒体戦略に至っても
法規制でも厳しく規制されている。
主な規制を以下に紹介する。
・新聞は1社1品目で、1回7段以下(製品広告の場合)
・ラジオ・テレビのAタイム以上の時間において
15分以上の帯番組、また1回1時間以上の定時番組を提供しない
・過当な懸賞広告は行わない
・処方せん等のいる医薬品の広告は、その旨を明記する
・テレビ・ラジオCMにはその中で3秒以上、
新聞ではゴシック体で12ポイント以上、
雑誌では太ゴシック9ポイント以上の活字で
「この医薬品は『使用上の注意』をよく読んで正しくお使い下さい」
というコピーを入れなければならない
上記のほか薬事法・医師法・医療法などで
誇大広告や効能効果・安全性を謳うコピー表現内容について
規制されている。
伝創社 マーケティングチーム
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