2009年2月17日

【環境・CSR】 vol.318  水資源ビジネス>水処理膜関連

水処理膜

水処理膜とは
 大きく3種類に分かれる。
 ◆RO膜(逆浸透膜)
  イオンレベルの物質を除去できる。
  海水淡水化や、半導体などの製造用水の水処理施設で利用。

 ◆UF膜(限外ろ過膜)
  飲料水や産業用水製造用途の他、
  海水淡水化や下水再利用の前処理で利用。

 ◆MF膜(精密ろ過膜)
  地下水など、濁質や有機物をほとんど含まない原水に対して
  利用される。
  下廃水処理の分野では、膜を使った生物処理技術である
  MBR(メンブレンバイオリアクター)が注目され、
  処理水質が良く設備設置面積が小さいという利点から
  急速に需要が伸びている。



水処理膜の市場規模
  2005年60兆円 →2025年に4,400億円へ拡大見込み


2009年の動向
  世界で唯一、すべての水処理膜の技術を有する東レが、
  中国の大手水処理エンジニアリング会社藍星集団と
  合弁会社設立し、北京での水処理膜生産に進出。
  RO膜の製造・エレメント組み立て工場を建設し、
  2010年4月から稼動予定。

  
関連キーワード
【環境・CSR】 vol.301 水資源ビジネス



伝創社マーケティングチーム

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