水処理膜
水処理膜とは
大きく3種類に分かれる。
◆RO膜(逆浸透膜)
イオンレベルの物質を除去できる。
海水淡水化や、半導体などの製造用水の水処理施設で利用。
◆UF膜(限外ろ過膜)
飲料水や産業用水製造用途の他、
海水淡水化や下水再利用の前処理で利用。
◆MF膜(精密ろ過膜)
地下水など、濁質や有機物をほとんど含まない原水に対して
利用される。
下廃水処理の分野では、膜を使った生物処理技術である
MBR(メンブレンバイオリアクター)が注目され、
処理水質が良く設備設置面積が小さいという利点から
急速に需要が伸びている。
水処理膜の市場規模
2005年60兆円 →2025年に4,400億円へ拡大見込み
2009年の動向
世界で唯一、すべての水処理膜の技術を有する東レが、
中国の大手水処理エンジニアリング会社藍星集団と
合弁会社設立し、北京での水処理膜生産に進出。
RO膜の製造・エレメント組み立て工場を建設し、
2010年4月から稼動予定。
関連キーワード
【環境・CSR】 vol.301 水資源ビジネス
伝創社マーケティングチーム
0 件のコメント:
コメントを投稿